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今月6日に行われた核実験について、北朝鮮当局は「水爆実験が成功した。わが国も核大国の仲間入りだ」と喧伝しているが、国内の雰囲気はむしろ盛り下がっている。

平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、今回の核実験について聞いてみると十中八九は「興味がない」と答えるとのことだ。

当局のプロパガンダを信じこんで「わが国もついに軍事大国だ」と言う人もいなくはないが、ほとんどが「核実験よりも人民生活の改善に力を入れて欲しい」との反応だという。

さらに新年の辞貫徹大会、金正恩第1書記の誕生日祝賀大会など、面倒な行事が目白押しのところに、核実験成功祝賀大会まで加わり、住民たちはウンザリしている。行事に参加しても講演内容は聞き流し、商売のことばかりを考えているのが実情だ。