欧米諸国ではクリスマス、日本では正月を前にして、犯罪が増える傾向がある。北朝鮮と中国の国境地帯でも、秋夕(旧盆:2015年は9月27日)を迎え、北朝鮮人による犯罪が多発している。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が現地情報筋の話しを基にレポートした。
北朝鮮両江道(リャンガンド)在住のRFAの現地情報筋は、「北朝鮮の両江道と中国吉林省長白朝鮮族自治県は、鴨緑江を挟んで向かい合っているが、双方の国境警備隊の間で殺伐とした雰囲気が漂っている。中国の国境警備隊は北朝鮮側に機関銃を向けて動向を鋭意注視している状態だ」と語った。