北朝鮮の労働新聞は3日、金正恩氏が新設された「国家宇宙開発局衛星管制総合指揮所」を現地指導したことを報道した。
同紙によると、管制総合指揮所の新設は「国家防衛に必要な実用衛星を打ち上げられる強固な跳躍台」としており、ミサイル発射実験の管制施設とみられる。
また、金正恩氏は次のようにコメントしている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面人工衛星製作および打ち上げ国としてのわれわれの地位は敵対勢力が否定するからといって決して変わるのではなく、宇宙の開発は誰かが反対するからといって諦める事業ではない。
チュチェ朝鮮の衛星は今後も、党中央が決心する時間と場所で次々と宇宙に向かって打ち上げられるだろう。
北朝鮮は、2012年に人工衛星打ち上げロケットと称して長距離弾道ミサイル「銀河3号」の発射に成功している。