北朝鮮の市場では、商人が隔日で品物を販売する二部制が再施行されていると伝えられる。一つの販売台を月水金と火木土に分け、2人の商人が使用するというもの。
両江道の情報筋は「恵山市の人民委員会では常設市場外の路上商売人に頭を悩ませており、彼らを市場に誘引するため二部制を復活させた。路上で商売していた人も、代金を払えば市場で商売できる」と伝えた。同時に路上販売に対する取り締まりも一層強化されたとされる。
情報筋は「平日の販売台の使用は隔日だが日曜日は本来の主人が決定する。販売台を所有する商人は週の半分しか商売できないと不満をこぼしているが、市場管理所が強制的に実施するものであるため従うしかない。昨年も中央からの指示による市場二部制実施が市場管理所から伝えられたが、いくらも続かなかった。上から(中央党)指示が下りたため、今回は強力に実施すると思われる」と話した。