しかし市場二部制の実施により、経済活動が萎縮する可能性が高いとされる。情報筋によれば、今回の二部制実施は市場の外での商売を禁止し、市場内部に商人を閉じ込めるための苦肉の策との性格が強い。販売台を2人で使用したところで、両者とも1週間に半分しか商売できない。
市場の外で商売をしていた商人らは、取締りから逃れなければならないが、住宅街周辺で常連客を相手に商売するというメリットはある。販売台使用料を支払わなければならないため、路上商売より収入が増える可能性は低い。
今年、韓国に定着し東大門区に住む脱北者のソ・オクラン(42)さんは「昨年市場二部制が実施された時、必要な品物を売る商売人がおらず半日捜し求めた。終いには経済活動を縮小させる結果となるだろう」と話した。