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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が29日、ロシア軍事代表団を率いて訪朝したロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相と会見した。朝鮮中央通信が伝えた。

金正氏は談話で、「日増しに先鋭化するウクライナ事態の発展について深刻な懸念を表し、最近、米国が取った反ロシア的措置は紛争を長期化させ、全人類を脅かす無責任な行為として当然、国際社会の糾弾を受けるべき」との立場を表明した。

また、「米国と西側がキエフ当局を押し立てて自国産の長距離打撃兵器でロシア領土を攻撃するようにしたのは、紛争に対する直接的な軍事的介入であり、反ロシア戦争の侵略的な実体として全面に浮上した以上、敵対勢力が相応の代償を払うようロシアが断固たる行動を取るのは正当防衛権の行使になる。米国をはじめとする挑発勢力がロシアの警告を無視して有益なことはないということを明白な行動信号によって示す必要がある」と強調した。

つづけて、「最近、ロシアの政府と軍隊が決行した対ウクライナ対応打撃は無分別な軍事冒険主義に執着する米国と西側、ウクライナに事態の深刻さとロシアの強硬対応意志を知らせる時宜にかなった効果的な措置である。朝鮮民主主義人民共和国の政府と軍隊と人民は今後も、帝国主義覇権策動に立ち向かって国家の主権と領土保全を守ろうとするロシア連邦の政策を変わることなく支持するであろう」と強調した。

そのうえで、「6月の朝ロ平壌首脳の対面で遂げた合意にのっとって両国の関係を政治、経済、軍事をはじめとする諸般の分野にわたってより活発に拡大・発展させていく」との意志を表明した。