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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が、呉振宇(オ・ジヌ)砲兵総合軍官学校卒業生の砲実弾射撃を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が6日、伝えた。

金正恩氏は、9月6日にも同学校を視察し「学校を全軍の軍事教育機関の手本、世界一流の軍事学園に立派に変革させる」との意志を表明した。今回の視察では現役指揮官就役を控えた第75期卒業生の砲実弾射撃訓練を現地指導したと同通信は伝えた。

朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長、鄭京擇(チョン・ギョンテク)総政治局長、鄭明道(チョン・ミョンド)第1副総参謀長、キム・ヨンボク、リ・チャンホの両副総参謀長が同行。金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会副部長の姿も確認できる。

金正恩氏は監視台で、射撃訓練を視察し、「学校が軍事理論教育とともに実戦の訓練を重視したことが分かる」と高く評価した。

また、「学校は『試射なく命中』という党の政策的要求を貫徹し、作戦戦闘地帯の実情に合わせてパルチザン戦法を絶えず練磨して迅速な機動戦、奇襲戦で敵を撃滅・掃討するのに主眼を置いて砲兵教育の質的水準を向上させなければならない」と強調した。

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さらに、「砲兵指揮官と砲兵の全般的な軍事科学技術所有基準と実務的能力を高めることがより差し迫った切実な課題である」としながら、「砲兵総合軍官学校の校門を出た卒業生は当然、わが軍の中核兵種を担った指揮官という高い政治的自覚と作戦戦術的眼識、優れた命中射撃術をもって砲兵武力の絶え間ない成長・発展を牽引しなければならない」と主張した。

金正恩氏は、卒業を控えた砲兵総合軍官学校の学生たちと記念写真を撮った。