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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は29日に配信した論評で、先進7カ国(G7)外相会合の議長声明が北朝鮮の非核化を要求したことに対し「主権侵害」だと反発し、「どんな代償を払ってでも、われわれが核を放棄しないということぐらい、いいかげん認識すべき」だと強調した。

23日、国連総会に合わせてニューヨークで開催された外相会合では、「朝鮮半島の完全な非核化を改めて求め、北朝鮮が、全ての関連する国連安保理決議に従って、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で、自らの全ての核兵器及び既存の核計画並びにその他のWMD(大量破壊兵器)及び弾道ミサイル計画を放棄するよう要求」するとした生命が発表された。

これに対し論評は、「米国と日本が、韓国と共に3角軍事同盟を本格的に稼動させながら、核使用を前提とする各種の戦争演習を朝鮮半島とその周辺でヒステリックに繰り広げたのは言うまでもなく、G7の他の構成国もこれにわれ先に参加して反朝鮮圧殺策動に加担」していると反発。

こうした情勢下では「いくら企んでも、われわれの核をどうにもできないということぐらいはもう知るべき」などと述べている。