北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が26日、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の龍城(リョンソン)機械連合企業所を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。
金徳訓(キム・ドックン)、李日煥(リ・イルファン)、呉秀容(オ・スヨン)、金与正(キム・ヨジョン)、玄松月(ヒョン・ソンウォル)の各氏が同行した。
金正恩氏は、2015年と2016年に同企業所を訪れており、現地指導が報じられるのは7年ぶりとなる。2016年の訪問時、金正恩氏は個体燃料ミサイルエンジンの試験を現地指導し、成功したと報じられた。同日に、同企業所傘下の「2月11日工場」も現地指導したことから、同工場で個体燃料ミサイルエンジンの開発と実験が行われたようだ。
今回の現地指導も11月21日の軍事偵察衛星打ち上げとの関連に注目される。
金正恩氏を企業所のリ・ギョンイル支配人、チョン・インチョル党責任書記が案内した。金正恩氏は、大型コンプレッサーを見て回り、「自らの力と科学技術力に対する自信を一層倍化し、敗北主義、技術神秘主義に痛打を与えたのが何よりもうれしい」と述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、「革命の厳しい各年代にわが党とわが国家、わが制度を革命的大高揚でしっかり支えてきた龍城の労働者たちが新たな時代精神、新時代のチョンリマ(千里馬)精神を創造して、社会主義建設の全面的発展期を先導していく」との期待を表明した。