北朝鮮の金正恩総書記は朝鮮戦争の休戦から70年に際し、平安南道(ピョンアンナムド)の檜倉(フェチャン)郡にある中国人民志願軍烈士陵園を訪れて献花した。朝鮮中央通信が伝えた。訪問日時は不明。
同陵園には、毛沢東元中国国家主席の長男・毛岸英氏をはじめ、朝鮮戦争で戦死した中国人将兵らが安置されている。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会で党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)書記、強純男(カン・スンナム)国防相、崔善姫(チェ・ソニ)外相、党中央委員会の金成男(キム・ソンナム)部長、党中央委員会の金与正(キム・ヨジョン)副部長が同行した。
金正恩氏は献花に際し「中国人民志願軍烈士たちの高貴な生はわが人民の心の中にとわに生きるであろうし、反帝・自主、社会主義偉業実現のための聖なる闘争の中で血縁のきずなを結び、正義と真理の力で帝国主義者の反動的攻勢を果敢に粉砕していく朝中両国人民の団結の歴史と伝統は後世にしっかり継承されるであろう」と述べたという。