北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩党委員長が28日、27日に急性心筋梗塞によって死去した故李勇武(リ・ヨンム)氏を弔問したと報じた。
1923年生まれの李勇武氏は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総政治局長、国防委員会(現国務委員会)副委員長、人民武力省の顧問などを歴任。金日成・金正日勲章を受勲した。
弔問には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン、金徳訓(キム・ドックン)、朴正天(パク・チョンチョンの各委員と党中央委員会の李日煥(リ・イルファン)書記、李永吉(リ・ヨンギル)国防相、クォン・ヨンジン人民軍総政治局長が同行した。
金正恩氏は霊柩に献花し、李勇武氏を追悼して黙とうした。また、遺族に弔意を表し、温かく慰めたと、同通信は伝えた。