北朝鮮の金正恩総書記が青年節に際し、青年たちに送った「祝賀文」を伝達する集会が28日、行われた。朝鮮中央通信が伝えた。
青年節は、金日成主席が1927年8月28日に朝鮮共産主義青年同盟を結成したことを記念して制定された。同通信によると、青年節に合わせて様々な祝賀行事が行われており、金正恩氏は、行事にあわせて「困難で骨の折れる部門に志願した全ての青年たち」を祝賀行事に招き、祝賀文を送った。
集いには、朝鮮労働党の李日煥(リ・イルファン)書記(党政治局委員)、リ・ドゥソン労働党中央委員会部長と、「困難で骨の折れる部門に志願した青年」、社会主義愛国青年同盟(青年同盟)の活動家らが、出席した。
李日煥氏が金正恩氏が送った祝賀文を伝達した。
金正恩氏は祝賀文で、「前の世代が創造した革命精神、闘争気風をしっかり引き継いでいく青年大集団を持つ国家は、永遠に老衰を知らず、血気さかんな若さで飛躍し前進するとし、朝鮮革命の草創期に熱血の青年革命家たちが描き見た共産主義社会はまさに、労働党の呼び掛けに限りなく忠実な愛国青年の不屈の闘争によって必ず実現する」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面その後、決意討論が行われ、青年同盟中央委員会のムン・チョル委員長が、「第8回党大会の決定貫徹のための各部門で朝鮮労働党の真の息子、娘、社会主義愛国青年の気概を力強く宣揚することを敬愛する金正恩総書記に厳かに誓った」と、同通信は伝えた。