北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は24日、労働党は「人民の忠僕党」に建設しなければならないとする社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩総書記は今年1月に開かれた朝鮮労働党第8回大会で「以民為天」というスローガンを掲げた。同紙によると、以民為天とは人民を天のごとく見なすという考え方で、「金日成主席と金正日総書記の一生の座右の銘であった」としている。
社説は、「忠僕党、これにはわが党を人民を天のごとく見なし、人民が願うならいくら力に余り、膨大な仕事もためらわずに受け持って必ず立派な結実をもたらす真の人民の奉仕者に建設しようとする金正恩総書記の確固たる信念が脈打っている」と述べた。
また、「党中央委員会から末端基層組織である党細胞に至るまで全党が金正恩総書記の人民愛、人民尊重の思想で呼吸し、金正恩総書記の人民的風貌で一色化する時、わが党は偉大な金日成・金正日主義党にいっそう強化されるようになる」と主張した。
そのうえで、党の活動家らは「大衆に接するたびに、金日成主席と金正日総書記が一生、天のごとく見なしたし、金正恩総書記が心から奉る偉大な人民が前にいるということを常に自覚すべきである」と強調した。