北朝鮮の金正恩総書記は5日、李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに軍人家族の芸術公演を鑑賞した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏が鑑賞したのは、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の各大連合部隊管下の軍人家族芸術サークル公演。平壌の万寿台芸術劇場で行われた。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)の両委員、チョン・サンハク、李日煥(リ・イルファン)、呉日晶(オ・イルチョン)の各氏をはじめとする党中央委員会の幹部や、朴正天(パク・チョンチョン)、クォン・ヨンジン、金正官(キム・ジョングァン)の各氏をはじめとする武力機関の指揮メンバーが、公演を鑑賞した。
同通信によると、公演は「家事より国事をもっと重んじ、祖国の富強・繁栄のために純潔な良心をささげている国の長嫁、軍事力強化の一翼を担当した女性革命家の大部隊があるので、わが人民軍が党と革命に対して担った崇高な使命と任務を全うしていることをはっきりと見せた」という。
金正恩氏は公演を鑑賞して、「軍人家族が高尚な文化と高い思想的・道徳的気風で社会を先導し、愛国主義精神を発揮させる上で大きな分を受け持っている朝鮮革命の重要な力量であると述べ、今後も革命的な大衆文化芸術活動で哨所と戦闘場を革命熱、闘争熱によって沸き返るようにし、社会主義文明の発展を積極的に鼓舞、激励する」と述べた。