北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が22日、 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の86歳の誕生日に際し、祝電を送った。朝鮮中央通信が報じた。
金正恩氏が許氏へ誕生日の祝電を送ったことを同通信が報じるのは2年連続。朝鮮労働党は、今年1月に行われた朝鮮労働党第8回大会で、総連の役割を重視するような規約の改正を行った。
(参考記事:朝鮮総連が「復権」か…党規約改正、金正恩のねらいは)
金正恩氏は祝電で、「議長同志は祖国が最大の苦難をなめていた時期に、在日朝鮮人運動の重荷を負って金日成主席と金正日総書記の愛国遺産である総聯をしっかり守り抜き、誇らしく輝かせた真の海外革命家の亀鑑である」などとしている。