北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は19日、金正恩総書記が「思想と指導、風貌も、金日成主席と金正日総書記そっくりである」とする社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏が金日成・金正日両氏と並ぶ絶対的指導者だとアピールする狙いがあると見られる。
社説は、朝鮮労働党第8回大会で金正恩氏が総書記に推戴されたことに対して、「わが党と人民に与えられた幸運の中の幸運、またとない大慶事であり、朝鮮式社会主義勝利の決定的保証をもたらし、明るい前途を約束する巨大な政治的出来事である」と指摘した。
また「思想と指導、風貌も、金日成主席と金正日総書記そっくりである金正恩総書記へのわが人民の信頼心は絶対的なものである」と強調した。
そのうえで、「金正恩総書記だけを固く信じて、従う道は、わが国家の復興、発展とわが人民の理想と念願を実現する栄光に輝く道である」と述べた。