北朝鮮の金正恩党委員長が黄海南道(ファンヘナムド)の台風被害状況を調べた。朝鮮中央通信が28日に伝えた。
8月26日から27日にかけて、朝鮮半島を大型の台風8号が直撃することが予想されていた。25日に開かれた朝鮮労働党中央委員会第7期第17回政治局拡大会議では、「台風の被害防止に関する国家的な非常対策を徹底的に立てる問題」が議論されていた。
金正恩氏は、「被害規模が予想よりも少ない、心配が多かったがこの程度なら非常に幸いだ」と述べた。
また、「台風による被害を徹底的に防ぐことに関する党中央の指示を受け付けた即時、先見の明ある安全対策を取ることで人命被害を減らし、各部門別被害規模を最小化することができた」と語った。
そのうえで、「被害復旧活動を一日も早く終えるための電撃的な闘いを展開して、朝鮮労働党創立75周年を誇らしい勤労の成果を抱いて最も意義深く、盛大に迎えよう」アピールした。