北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、竹島(独島)問題をめぐり「誰も侵犯できない朝鮮民族の領土」としながら、日本を非難する論評を配信した。
日本の政策シンクタンク「日本国際問題研究所」は先月26日、竹島で日本人が明治期から漁業を営んでいたとする関係者の証言をユーチューブで配信した。日本国際問題研究所は1959年に外務省所管の財団法人として発足され、現在は公益財団法人となっている。
論評は、動画配信に対して「非常に下手なこのはったり動画は、独島強奪野望に狂った日本当局がでっち上げたもう一つの捏造品にすぎない」と指摘した。
また、「このような汚い手口で祖先伝来のわれわれの地を籠絡しようと飛びかかる日本こそ、破廉恥で厚顔無恥極まりない白昼強盗である」と非難した。
そのうえで、「日本の反動層の独島強奪策動は、朝鮮民族の自主権に対する許せない侵害行為であり、歴史的正義と真実に対する乱暴な蹂躙である。独島は誰も侵犯できない朝鮮民族の領土であり、一寸も切り取ることができない」と主張した。