北朝鮮当局は先月、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、さらには農村支援戦闘の妨げにならないように、市場の営業時間を短縮する措置を取った。両江道(リャンガンド)では道内の市場がすべて閉鎖されたが、これに反発する多くの商人が、抗議活動を起こした。
これに恐れをなした当局は、市場閉鎖の方針を撤回したが、両江道の東隣の咸鏡北道(ハムギョンブクト)でも抗議活動が起きていたと、同道の幹部が米政府系のラジオ・フリー・アジアに語った。 (参考記事:コロナ対策の市場閉鎖に北朝鮮国民が猛反発「権力機関も恐れない」)この幹部によると先月、咸鏡北道の清津(チョンジン)と羅先(ラソン)で、安全員(警察官、旧称保安員)が市場の商人を取り締まる過程で、これに猛反発した市民との間で小規模な衝突が発生。集団での抗議活動に発展した。
北朝鮮の人々にとって、当局の方針に逆らうのはまさに命がけだ。
