北朝鮮国営の朝鮮中央通信は4日、「日本の反動層が、犯罪的な独島(竹島)強奪策動にしつこく執着している」と非難する論評を配信した。
論評は、島根県が条例で定める「竹島の日」である2月22日、超党派国会議員による集会が行われたり、菅義偉官房長官が「日本固有の領土」などと発言したりしたことなどを問題視。
「国民の健康と生命安全を脅かしている新型コロナウイルスの急速な拡大によって民心が恟々(きょうきょう)としているこの時に、露骨な領土強奪戦、侵略戦争を扇動するのを見ると、日本反動層の白昼強盗さながらの領土野望がどの程度に至ったのかがよく分かる」などと非難した。