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北朝鮮は、新型コロナウイルスの感染防止策として、自国に駐在する各国の外交官をロシアのウラジオストクへと移送する計画を進めていると米CNNが報じた。

CNNのウィル・リプリー記者は2日、自身のTwitterで、北朝鮮国内の匿名の情報筋の話として、北朝鮮当局が先月29日、平壌で隔離されている外交官ら約60人に対して出国を要求し、国営の高麗航空が6日にウラジオストク行きのフライトを運行すると通達したと報じた。

しかしこの情報筋は、自分の知る限り、計画はロシアの承認を得られていないと述べた。またドイツ大使館、フランス連絡事務所、スイス開発庁は平壌の施設を完全に閉鎖する予定で、他の国の大使館も人員を縮小する計画だと述べた。

北朝鮮当局は、外国から平壌に戻ってきた外交官に対して14日間の隔離を行うと同時に、外務省の担当者、中央病院、中央防疫所の関係者らが各大使館を回って検査を行っている。

(参考記事:北朝鮮、外国大使館もウイルス検査…感染時は「国外追放」