北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日付の編集局論説で、金正恩党委員長を「最悪の逆境の中でごく短い期間に国の運命と地位を根本的に変革させ、限りない平和・繁栄の新時代を開いた政治家は古今東西に空前絶後である」と称賛した。
史上初の米朝首脳会談から1年となったのに際し、業績を強調したものと見られる。
また「金正恩委員長が積み上げた不滅の愛国業績は、わが国家を誰も手出しできない国、代々孫々戦争のない国につくったことであり、朝鮮を世界が公認する強国の前列に確固と上がらせて自力によって繁栄し、飛躍する国家としてさらに光を放つようにしたことである」と指摘するなど、核兵器の威力を裏付けとした北朝鮮の軍事・外交的な国威上昇を称えた内容と言える。