北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11日、日本が北朝鮮のミサイル発射を非難するのは自国の軍事大国化を合理化するためだとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:「安倍は軍国主義」金正恩氏、会談呼びかけにカウンター連打)論評は、北朝鮮が5月に行った短距離弾道ミサイルの発射について、日本が国連安全保障理事会の決議違反であると指摘していることに対し、「日本は朝鮮が国家防衛のために行う軍事訓練についてどうのこうのと言う資格はない」と主張。
続けて「日本の反動層がわが国が行うことにいちいち言い掛かりをつけるのは、自分らの軍事大国化と再侵略野望実現の策動を合理化するためである」などと述べた。