北朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンは26日、日本の超党派議員連盟が靖国神社を参拝したことに対し、「正義と平和に対する正面切っての挑戦」であると非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー約70人が23日、靖国神社を参拝した。
談話はこれについて「過去の侵略戦争を正当化し、殺人魔を戦犯ではなく『アジアの平和と繁栄のための犠牲者』に変身させることで、育ちゆく新世代がそれをまねて海外侵略の道に躊躇することなく踏み出すようにするための危険きわまりない悪巧みが潜んでいる」などと主張した。