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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、同国でこの冬、異常気象が続いていると伝えた。

同通信によれば、昨年12月4日から現在までの平均降水量は3.6ミリで、1981年以降では同期間の降水量としては最も少なく、北部内陸と東海岸北部の一部の地域を除く大部分の地域では積雪が全くなかった。

また、12月16日から今年1月26日まで、全国平均気温はマイナス5.7度で、昨年同期のマイナス7.3度より1.6度も高かった。

気象専門家はこうした現象について、「冷たい大陸高気圧の影響よりも、中部や南部にある高気圧の影響によって、冷たくない乾燥した空気が持続的に流れ込んだため」と分析しているという。