北朝鮮と長年にわたり友好関係にあるアフリカのアンゴラが、自国に滞在していた北朝鮮労働者全員を出国させたと、現地紙ジョルナル・デ・アンゴラが報じた。
テテ国務長官(外交担当)は、同国に滞在していた北朝鮮労働者153人のうち55人が19日、首都ルアンダの空港から出国したと述べた。また、テレビ局のアンゴラ24は、残りの北朝鮮労働者も20日に出国したと報じた。
銅像を制作
この措置は、今年9月に国連安全保障理事会で採択された制裁決議2375号の履行の一環だ。テテ氏は、国際的義務を果たさなければならないとし、雇用契約が満了したため、北朝鮮労働者を出国させたことを明らかにした。