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東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に出席するためラオスの首都ビエンチャンを訪問している北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は26日、記者会見を行い、「われわれがさらなる核実験をするかどうかは全面的に米国の態度にかかっている」などと主張した。

24日にラオス入りした李外相が、記者団を前に北朝鮮の立場を説明したのは初めて。

同外相は、朝鮮半島情勢は米国の敵視政策により悪化していると指摘。「6カ国協議は朝鮮半島の非核化のために発足したものだが、朝鮮半島の非核化そのものが米国によって空に飛ばされた」と述べた。

米国の同盟国も「標的」

また、金正恩党委員長が5月の朝鮮労働党大会で、米国が北朝鮮に対する敵視政策を撤回し、休戦協定を平和協定に転換させ、韓国からすべての武力を引き上げるべきと主張したことに触れ、「これがわれわれとしては(緊張緩和の)唯一の方法と考えている」と話した。