国連安全保障理事会で今年9月に採択された制裁決議2375号は、国連加盟国に対し、北朝鮮に輸出できる石油の量について、民生用の原油は年間400万バレル、石油精製品は年間200万バレルの上限を設けた。
年間消費量の半分しか輸入できなくなり、ガソリン不足に陥っていると言われている北朝鮮。各貿易会社はあの手この手でガソリンを輸入しようと必死になっている。
(関連記事:国連安保理、対北朝鮮制裁決議を採択…石油輸出に上限、繊維製品は全面禁輸)その手口を、平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋は次のように説明した。