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米韓は20日、北朝鮮の天安艦攻撃に対する軍事措置の一環として25日から28日まで、東海(日本海)で大規模な連合訓練を実施すると発表した。

『武力示威』次元のこの訓練は、天安艦事件を起こした北朝鮮に軍事的圧迫を加えることによって、戦争抑止力の強化を目的に実施される。特に、米国の空母ジョージワシントン号(9万7千トン級)と朝鮮半島で初めて任務を遂行するF-22が4機参加する事が明らかになり、より一層関心が高まっている。

1992年6月に就役したジョージワシントン号は『海の上の軍事基地』と呼ばれる程の大きさと先端装備を誇る。

同空母は核推進専門人材を含む計6000人を越える搭乗員と、戦闘機を最大で80機まで搭載し1国の軍力を凌駕する。

飛行甲板の長は360m、幅は92mに達する。各種アンテナなどが設置された帆柱の高さは20階のビル程の81mに達し、空母の面積は1万8千211?でサッカー場の3倍程の大きさだ。

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空母に搭載された戦闘機は、陸上の標的に対し一日に150回以上の爆撃を加えることができるとされている。妨害電波を発射し敵軍のレーダー網や無線機期を無力化するEMP(EA-6B)や潜水艦を探知・攻撃可能なヘリコプターSH-60F(シーホーク)なども搭載している。

同空母は4隻のイージズ巡洋艦と7隻の駆逐艦、1〜2隻の原子力推進潜水艦から空母戦闘団を成し、 誘導ミサイル、迎撃ミサイル、艦砲など4千個の爆弾と電子展装備など先端武器で武装している。

国防部関係者は「空母の作戦半径が1千kmに達し、東海(日本海)や西海のどこで訓練をしても、朝鮮半島全域をカバーでき、東海(日本海)での訓練でも効果を十分に収めることができる」と強調した

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現存世界最強の戦闘機F-22は驚愕に値する。

F-22は今回の訓練で精密打撃訓練を行うと発表された。普段は沖縄嘉手納基地に配置されているF-22が朝鮮半島を中心に訓練をするのは今回が初めてで、金正日など北朝鮮首脳部への強い警告メッセージを与えることができるという観測だ。

F-22は離陸後30分以内に寧辺の核施設の打撃が可能で、1時間以内に北朝鮮全全土での作戦遂行が可能であるからだ。

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また、ステルス機能により平壌の金正日の執務室、別荘等の主要指揮施設や核施設、ミサイル、潜水艦、空軍基地などにレーダーに捕捉されずに爆撃を行える。

今回の韓米合同訓練でF-22は、江原道にある仮想の目標物を対象に精密爆撃訓練を実施する事が明らかになった。また、朝鮮半島での空中給油訓練も行う予定で、北朝鮮地域に対する打撃能力の向上に重点を置いて訓練を行う。

強大な戦力を誇るジョージワシントン号とF-22の連合訓練参加は、北朝鮮にとっては相当な圧迫であることが予想される。