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天安艦を攻撃した北朝鮮魚雷の推進動力の部品が、平安南道价川市の1.18工場で生産されたという日本産経新聞報道に対し、この工場出身の脱北者キム・ミジョン(仮名・35)氏は「2002年に金正日の現地指導後、魚雷部品の生産が行われた」と話した。

同氏は22日の通話で「价川市角岩洞の1.18工場は、北朝鮮で運用される武器付属品の大部分を生産している。従業員が3〜4万人に達するほど大規模な工場だ」と紹介した。

「新聞で言及された動力装置も当然生産している。ここでは内部部品装置だけを集中的に作っている」と話した。同氏によれば1980年代中盤に1.18工場から6.19工場が分離独立し、1.18工場は火気、戦車、ミサイル部品等を生産する。6.19工場は飛行機の部品を生産する。

しかし、同氏は1.18工場で生産された部品が天安艦を攻撃した『CHT-02D』なのかは特定し難いと話した。

これと関連し情報当局者は「1.18工場が魚雷部品を生産し提供した可能性はあるが、軍需工場が全国に散在している為。特定の工場を魚雷生産地だと断定するのは現実的に容易ではない」と話した。

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産経新聞はこの日、米国情報当局が独自の情報網や北朝鮮内部の秘密資料分析に基づき、天安艦攻撃に使用された魚雷の推進動力部品が平壌の北側の平安南道价川市の『1.18工場』で生産されたと伝えた。