チェ・ソン?統f致被害者家族会代表は「田口八重子氏は生きているが、横田めぐみ氏は亡くなった」と明らかにした。
同代表は22日、本紙との通話で「最近、信頼出来る北朝鮮情報部員から田口氏が、現在平壌万景台区域のアパートに住んでいるという話を聞いた。この情報を日本政府関係者にも伝達した」と話した。チェ代表は田口氏が現在居住中のアパートの名まで具体的に述べた
「この情報部員は『北朝鮮が大韓航空858機爆破の事実を認めるわけにはいかず、(爆破犯の金賢姫に日本語を教えた)田口氏も亡くなったと嘘をついた』と説明した。(北は日本人拉致被害者と結婚したと主張)田口氏が韓国人拉致被害者と結婚したという話も聞いた」と伝えた。
「また、横田めぐみ氏は亡くなったという情報を(情報部員から)聞いた」と付け加えた。
「田口氏は大成直売場から生活必需品を供給受けており、一般住民の様な苦労はないだろう」とし、最近、日本を訪問した際に政府関係者に情報を伝達したと説明した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面これに先立ち、北朝鮮は「田口氏が1984年に日本人拉致被害者の原敕晁氏と結婚し、原氏が亡くなった後の1986年7月に交通事故で亡くなった」と説明し、田口氏が金賢姫に日本語を教えた李恩恵ヘと同一人物だという事実を否認した。
だが、北朝鮮は他の日本人拉致被害者とは違い、田口氏に対しては死亡事実を確認できる根拠を提示できなかった。また、ほぼ同時期に拉致され日本帰国した拉致被害者らは、「1986年7月まで田口氏と一緒にいたが、結婚したという話は聞いた事が無い」と疑問を提起している。
同代表は1977年に拉致された横田氏に対し「今日、日本で横田氏の家族が金賢姫と会い、その嬉しさに水を差す様で垂オ訳ないが、横田氏は既に亡くなったという悲しい情報を(日本政府関係者に)伝えた。田口氏だけの情報を伝える訳にはいかなかったからだ」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮は横田氏が1994年死亡したと明らかにしたが、北朝鮮から引き取った遺骨を日本で検証した結果、横田氏本人の遺骨ではない事が判明し、生存に対する大きな関心を集めている。