金正恩氏が「恐怖政治の季節」に突入。ミサイル挑発は一時棚上げか

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

2016年1月には第4次核実験を強行し、またもや国際社会へ強硬姿勢をアピールした。そして今年2月には、異母兄である金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害される事件が起きる。事件の真相は闇の中だが、筆者は金正恩氏が金正男氏の暗殺を決断したと見ている。

この事件の後、金正恩氏はそれ以前にも増して米国との対決姿勢を強めた。しかし今、米朝対立はなおも続いているものの、一時期よりは沈静化している。

こうした中、金正恩氏は国内政治に目を向けているのではないだろうか。