金正恩氏が「恐怖政治の季節」に突入。ミサイル挑発は一時棚上げか

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軍幹部の処刑といえば、一昨年4月に当時の人民武力部長(防衛相)だった玄永哲氏が無慈悲に処刑された出来事が記憶に新しい。金正恩氏は、玄氏を人間を文字通り「ミンチ」にする高射銃で処刑し、自身の残虐性を知らしめた。

(参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

玄氏の粛清・処刑のみならず、金正恩政権の6年間を振り返ると、おおよそ国際社会への挑発→国内に対する恐怖政治というサイクルを繰り返している。