北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、トランプ米大統領を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

アジア歴訪の皮切りとして5日に日本を訪れたトランプ氏を威嚇する狙いがあると見られる。

論評は、「米国人の中から、トランプを一日も早く弾劾すべきだという主張が強く響き出ている」と述べた。

つづけて、「米議会上院外交委員会委員長のコーカーをはじめ政界の高位人物と前職官吏たちも、大統領が不要に朝鮮との緊張を高調させている、無謀な脅迫は止め、朝鮮問題から手を引くべきだと主張した」とした。

また、「分別を失いあわてふためくトランプのようなならず者がいつ、どの時刻に、どんな妄動を働くかは誰も知らない。これを防ぐことのできる唯一の方法は、絶対的な物理的力で持って治めることだけである」と主張した。

さらに、「もし、米国がわれわれの超強硬意志を見誤り、あえて無謀に襲い掛かるなら、われわれは今まで打ち固めてきた力を全て発動して断固かつ無慈悲な懲罰を加えざるを得なくなるであろう」と警告した。

その上で、「トランプ一味に再度警告する。破滅を免れようとするなら、口をやたらにきくな」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 朝鮮を甚だしく刺激するトランプに再度警告

【平壌11月5日発朝鮮中央通信】米国人の中から、トランプを一日も早く弾劾すべきだという主張が強く響き出ている。

いろいろと理由があるが、骨子は核ボタンを握っているトランプが精神的に不安定で、時を構わず並べ立てる彼の対朝鮮強硬発言が本土に核災難をもたらす恐れがあるということである。

米議会上院外交委員会委員長のコーカーをはじめ政界の高位人物と前職官吏たちも、大統領が不要に朝鮮との緊張を高調させている、無謀な脅迫は止め、朝鮮問題から手を引くべきだと主張した。

5日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、トランプも耳が塞がっていないなら、これを聞かなかったはずがないとやゆした。

ただ、トランプがいまなお気を確かに持てず、何でも言い放って朝鮮を甚だしく刺激しているとし、論評は次のように強調した。

分別を失いあわてふためくトランプのようなならず者がいつ、どの時刻に、どんな妄動を働くかは誰も知らない。

これを防ぐことのできる唯一の方法は、絶対的な物理的力で持って治めることだけである。

もし、米国がわれわれの超強硬意志を見誤り、あえて無謀に襲い掛かるなら、われわれは今まで打ち固めてきた力を全て発動して断固かつ無慈悲な懲罰を加えざるを得なくなるであろう。

米国にはこれを防ぐ力がない。

その時になって、米国がいくら後悔しても無用である。

トランプ一味に再度警告する。

破滅を免れようとするなら、口をやたらにきくな。---

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