昨年7月に脱北し、韓国に亡命した北朝鮮元駐英公使のテ・ヨンホ氏が11月1日、米下院外交委員会の公聴会で証言し、金正恩党委員長は在韓米軍を撤退させることを当面の目標とし、核兵器開発を進めていると述べた。
また、中国が脱北者の取締りと強制送還を止めれば大勢の人が本国から逃れ、体制崩壊に結びつくと指摘し、米国政府が中国に脱北者の保護を促すよう求めた。
(参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち)命令なくとも反撃
テ氏によれば、金正恩氏は米国が敗退したベトナム戦争の再現を目指している。