北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、署名入りの論評で「米大統領トランプが追求している『狂人戦略』の実体を暴いた」と主張した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、「トランプが米大統領という『特権』を笠に着て人類社会の普遍的秩序と規範を全面否定する『狂人戦略』を公然と追求しながら無分別にのさばっている」と糾弾した。

また、「悪魔の帝国が日増しに衰えている自分らの命をなんとしても延ばすために推したてたトランプが自身の狂信的気質と絶妙に合致するこの『狂人戦略』に誰よりも魅力を感じて『米国優先主義』のための『強力な手段』にしているだけである」と指摘した。

さらに、トランプ氏の「狂人戦略」が北朝鮮を基本標的としているとしながら、「世紀を継いで続く白昼強盗米帝との対決で百勝の伝統だけを記してきたわれわれには、国際社会がそれほど恐れるトランプの行動が首をつられて死に際になった狂犬のヒステリーにしか見えない」と述べた。

その上で、「米国が消えていく自分らの命脈を保つために推したてた老いぼれ狂人があえて朝鮮を見誤って下手に手出しするなら、米国は滅亡の奈落により近く、より速く近寄ることになるであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 トランプの「狂人戦略」の実体を暴く

【平壌11月2日発朝鮮中央通信】2日付の「労働新聞」は米大統領トランプが追求している「狂人戦略」の実体を暴いた署名入りの論評を掲載した。

論評は、トランプが米大統領という「特権」を笠に着て人類社会の普遍的秩序と規範を全面否定する「狂人戦略」を公然と追求しながら無分別にのさばっていると糾弾し、次のように指摘した。

「狂人戦略」は、米国が一貫して追求してきた力の政策に基づいた強権と専横、恐怖の極大化戦略である。

ただ、悪魔の帝国が日増しに衰えている自分らの命をなんとしても延ばすために推したてたトランプが自身の狂信的気質と絶妙に合致するこの「狂人戦略」に誰よりも魅力を感じて「米国優先主義」のための「強力な手段」にしているだけである。

トランプ行政府の「狂人戦略」が適用される対象がわが共和国のように極端な敵対関係にある国であろうとだけ考えるなら大きな誤算である。

「狂人戦略」は、米国の敵対国だけでなく同盟国、国内の側近らも選ばず適用される。

だからと言って、大国を自称する国々が「狂人戦略」の適用対象から例外になっているか。滅相もないことだ。

しかし、今、国際社会にはトウロウの斧のごとくのさばっているならず者の邪悪な乱暴に当然な反撃を加える代わりに、その機嫌を取ることに汲汲とする国が少なくない。

トランプの妄動が人類社会の平和と発展にどれほど大きな害毒を及ぼすかを知っていながらも、目前の利益に埋没されて道義も良心もなしにみすぼらしく踊らされる不穏当な行動には、適当に妥協して屈従しながら米国の「狂人戦略」を避けてみようとする愚かな期待が潜んでいる。

しかし、人類社会の正義と秩序を崩し、文明と進歩を遮る無頼漢の横暴に対して恐いからといって譲歩し、屈従し、妥協するのは最も惰弱で愚かな行動であり、我が手で首を絞めること同様である。

今、トランプ行政府が追求する「狂人戦略」がわれわれを基本標的としており、それを実現するために考案したすべての手段と方法がわれわれを屈服させることに集中されていることは周知の事実である。

しかし、世紀を継いで続く白昼強盗米帝との対決で百勝の伝統だけを記してきたわれわれには、国際社会がそれほど恐れるトランプの行動が首をつられて死に際になった狂犬のヒステリーにしか見えない。

米国が消えていく自分らの命脈を保つために推したてた老いぼれ狂人があえて朝鮮を見誤って下手に手出しするなら、米国は滅亡の奈落により近く、より速く近寄ることになるであろう。

論評は、真に世界の平和と安定を願い、正義と真理を愛するなら、それが誰であれ乱雑にうず巻く時代の流れの中で黒白を正しく見分け、勇気と定見を持って自分が進むべき道を歩まなければならないと強調した。---

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