北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は1日、靖国神社供物奉納をめぐり日本の安倍晋三首相を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

安倍氏は先月17日、東京・九段の靖国神社で秋季例大祭が始まったのに合わせて、「内閣総理大臣」の肩書きで祭具の真榊(まさかき)を奉納した。一方、参拝は見送った。

論評は、「首相の安倍が秋季例大祭を契機に靖国神社に供物を奉納したかとすれば、彼に代わって首相補佐官が靖国神社を直接訪れて参拝した」と述べた。

つづけて、「日本の反動層は靖国神社を軍国主義復活のための思想的・精神的拠点にしている」と指摘した。

また、「血なまぐさい過去を復活させようとする日本反動層の策動は、人類の良心と正義に対する乱暴な挑戦であり、絶対に許せない反人倫的暴挙である」と糾弾した。

その上で、「日本の反動層が、歴史の峻厳な裁きを受けた軍国主義亡霊に眩惑して血なまぐさい過去の罪悪を必死に否定し、海外侵略を夢見て毒々しく振る舞うほど、日本の将来はさらに暗澹となるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 軍国主義亡霊を復活させようとする日本反動層の策動を糾弾

【平壌11月1日発朝鮮中央通信】軍国主義亡霊を復活させようとする日本反動層の策動が、日を追って甚だしくなっている。

首相の安倍が秋季例大祭を契機に靖国神社に供物を奉納したかとすれば、彼に代わって首相補佐官が靖国神社を直接訪れて参拝した。

1日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、日本の反動層が複数の機会に靖国神社に参拝するのは先祖に対する礼儀道徳が並外れて正しいためではないと指摘した。

論評は、日本の反動層は靖国神社を軍国主義復活のための思想的・精神的拠点にしていると暴露した。

また、血なまぐさい過去を復活させようとする日本反動層の策動は、人類の良心と正義に対する乱暴な挑戦であり、絶対に許せない反人倫的暴挙であると糾弾した。

そして、日本の反動層が軍国主義的妄動で国の将来を開こうと企んでいるが、それは完全な誤算であるとし、次のように強調した。

日本の反動層が、歴史の峻厳(しゅんげん)な裁きを受けた軍国主義亡霊に眩惑して血なまぐさい過去の罪悪を必死に否定し、海外侵略を夢見て毒々しく振る舞うほど、日本の将来はさらに暗澹(あんたん)となるであろう。

過去、日帝が大陸侵略に狂奔して敗北の苦汁をなめたように軍国主義復活を夢見る日本の将来もほかにはなりえない。---

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