北朝鮮で、暴動鎮圧などを任務とする「機動打撃隊」。2010年8月、貨幣改革(デノミ)による混乱に加え、中東での民主化運動が飛び火することを恐れた当時の金正日政権が設立したもので、金正恩体制におけるエリート部隊のひとつである。

ところが、未来を約束されたエリートであるはずの機動打撃隊の隊員が、庶民からカネやモノをせびり取っているという。

労働者を虐殺

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、朝鮮労働党創建日(10月10日)の数日前、機動打撃隊の隊員が恵山(ヘサン)の市場にやってきた。そして、「お祝いの準備に来た」と言いながら、各店を回った。つまり、ワイロの要求だ。

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