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春窮も終わりに差し掛かり食料物価が3月の水準まで下落し、 最近、広まっている『大量餓死危機説』は杞憂だったことがわかった。

本紙が7月1日から5日まで平穣、新義州、清津の市場の食糧価格を調査しった結果、米の価格(kg)は500ウォン台前後、トウモロコシは400ウォン台前後を維持していることがわかった。春窮期直前の3月末の食糧価格と比べると、米の価格にさほど変動は無いが、トウモロコシの価格は50%程アップした。

北朝鮮の内部消息筋は「昨年の貨幣改革後、中流以下の住民の一部が貧困層に転落し、トウモロコシに対する需要が増え続けた結果だ。米を食べている人は今も食べているが、過去に米を食べていた人の中でトウモロコシで食いつないでいる人は少なくない」と話した。

また、4月から6月の食糧価格の変動が少なかった理由については「田植え戦闘の影響から市場の営業時間が短かった。幸いにも市場が稼動しており、食糧価格が安定している」と説明した。

しかし、一人暮らしの高齢者や『コチェビ』(ホームレス児童)の食糧状況は非常に悪い。同消息筋はこのような階層の一部が、栄養不足と疾病で死んでいると伝えた。

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一方で、今回の調査結果から全般的な物価上昇が確認されており、昨年の貨幣改革の影響が残っているという分析もある。

この1ヶ月でトウモロコシ(kg)は平均100ウォン程値上がりし、小麦粉(kg)は200ウォン程上がった。

しかし、ガソリン竚y油などの燃料価格は、維持又は小幅に下落している。ガソリンの場合、5月から100ウォン下がった900ウォン台で、ディーゼルは200ウォン下がった400ウォン台で取引されている。

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北朝鮮は昨年から2012年強盛大国建設を目標に様々な建設事業を進行しており、建設現場の燃料の一部が市場に流れ込んでいると思われている。

為替の場合は1ドル当たり900ウォンで、5月とあまり変わらない。最近、北朝鮮では北朝鮮ウォンに対する信頼度が急落し、ドルに対する信用度が上昇する傾向を見せている。