北朝鮮女子卓球チームの訓練場の万景台区域体育村卓球体育館の内部写真が公開され、話題を集めている。卓球チームはオリンピック予選戦、世界選手権大会を控えて、『敬愛する将軍様に喜びを捧げる思想的覚悟を持とう』を最初の目標にしている。

本紙が北朝鮮を訪問した中国人から入手した写真によれば、卓球チームは▲敬愛する将軍様に喜びを捧げる思想的覚悟を持とう、▲緊張した競技で自身を鍛えること、▲ライバルに対する理解を深め対象戦術訓練を今から強化すること、▲特技技術とサーブ、打ち返す技術をもう一段発展強化すること、▲体調管理し訓練に100%参加などを『オリンピック予選と世界選手権大会のに向けて重要な事』と強調した。

特に『ドーピング行為を無くそう』という張り紙では、「ドーピングは選手能力を高めるために訓練や競技直前に人為的に適用する薬品だ。

体育技術的にも社会道徳的、医学的見地からも矛盾する行為だ」と規定している。「選手たちはドーピング行為の危険性を正確に認知し、反ドーピング闘争を行おう」と強調した。

また、モスクワ世界卓球選手権大会と関連し、主要相手国の特徴を羅列しこれに対する対策も提示した。

『南朝鮮チームに対する資料』では韓国のキム・ギョン、キム・ミヨン、イ・ウンヒ選手の対策を提示した。

キム・ギョンア選手に対しては、「短く打つドライブの防御が弱く、逆襲攻撃力も不足している」と指摘し、キム・ミヨン選手とイ・ウンヒ選手に対しては「右側の防御が遅い、相手の攻撃に対する処理が弱く、失点が多い」と分析した。

また、中国、ベラルーシ、シンガポール、香港などに対しても各主戦選手の名前と長短所を羅列している。

卓球チームはモスクワ世界卓球選手権大会（団体戦)で韓国に0-3で敗れ組別予選で4位を記録し、16強進出に失敗し『将軍様に喜びを捧げる事』に失敗してしまった。