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黄長ヨプ前北朝鮮労働党書記の殺害を目的とし、脱北者に偽装入国した北朝鮮工作員2人が1審で懲役10年が宣告された。

ソウル中央地方法院は1日、黄前秘書殺害指令を受け脱北者に偽装した疑い(国家保安法違反)で起訴された北朝鮮偵察総局工作員のキム・ミョンホ(36)とトン・ミョンガン(36)に対し、それぞれ懲役10年を宣告した。

この日、裁判所は「黄長ヨプは大韓民国の優越性を証明する象徴的な存在だ。北朝鮮が黄前書記に対するテロを執拗に固執している問題、殺害行為が国家の安全を脅かす点、国家秩序を揺るがす問題からも厳重に処罰を行う必要がある」と話した。

「被告人らが北朝鮮で生まれて育ち、他の選択の余地がなかったという点、身分が早期に発覚し危険が現実化されなかった点、発覚後捜査に協力し北に残された家族を考慮した」と宣告理由を明らかにした。

検察は先月23日の第2次公判で「大韓民国が被告人個人に下す刑罰というよりは、大韓民国の民主主義を害する北朝鮮工作組織に対する警告だ」とし、それぞれに懲役15年及び資格停止15年を求刑した。

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一方で『黄長ヨプ暗殺チーム』は人民武力部偵察総局所属の工作員で、昨年12月に黄長ヨプ氏を殺害するために中国、東南アジアなどを経て入国した。彼らは入国審査過程で偽装身分が明らかになった為、起訴された。