各国の大使館が滞納した混雑通行料の合計は1億ポンド(約149億2500万円)に達する。混雑通行料の滞納が最も多いのは米国で、罰金まで含めて1150万ポンド(約17億1600万円)に達し、全体の1割を超える。次いで日本が760万ポンド(約11億3400万円)となっており、これは北朝鮮の30倍に達する額だ。3位はナイジェリアの650万ポンド(約9億7000万円)。
ジョンソン外相がロンドン市長在任中の2003年に導入した混雑通行料は、ロンドン市内中心部に平日の午前7時から午後6時までに乗り入れる車両に対して、11.5ポンド(約1700円)を課すものだ。支払わなければ最高で195ポンド(約2万9000円)の罰金が課せされる。