多くの脱北者が、口を揃えてこの様に証言している。また、「韓国に入国後、被害者らは自身の『被害事実』を羞恥心から口外しないでいる」とも話す。韓国内の脱北者の間では性犯罪被害は「タブー視」されているのだ。
第三国における脱北者の性犯罪被害は大きく2種類に分けられる。生き延びるために仕方なく行う売春と、現地の人身売買組織の餌食になるケースだ。
2008年に韓国に入国したA氏は「両親とともに脱北をした娘が、両親が中国で職に付くことが出来なかった為、毎晩クラブで売春を行っていたとの噂をいたことがある」と話した。
2001年に脱北し、中国で8年間を過ごした後、2009年に入国したB氏も「中国で脱北者が職に付くのは難しい。10代後半から20代後半の女性が酒場、カラオケなどで体を売るのを見たことがある」と語る。
中国人労働者が集団で
「金を儲けるため自発的に行った人もいたが、人身売買に強制された女性も多い。ブローカーが3〜4人の女性を脱北させる際、最も幼い少女を強姦した。後で分かった事だが、このブローカーは人身売買組織のメンバーだった」と話した。
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