北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、同国の核問題は米国との問題であり、韓国と論じることは絶対にあり得ないとする論評を配信した。

論評は、「南朝鮮の執権者」としながら文在寅氏が、「『米国との共助で北を圧迫するが対話の余地は開いておかなければならない』と力説し、9月30日と10月1日には青瓦台のスポークスマンなどを推し立てて『制裁・圧迫と共に対話も推し進めている』『制裁と圧迫は対話、協商と矛盾しない』と唱えるようにした」と指摘した。

また、「『8・15慶祝の辞』なるものでも『北に対する度合い強い制裁と圧迫の目的も北を対話へ誘導するためのものであって、軍事的緊張を高めるためのものではない』と縷々と説明した」と述べた。

つづけて、文氏の主張に対して「対話と対決の言語駆使もまともにできない対決病者らの無分別なたわごとにすぎない」と非難した。

さらに、「核問題は徹底的にわれわれと米国間の問題であり、米国の反共和国敵視政策と核恐喝・威嚇が持続する限り、いつになっても解決されない」と主張した。

その上で、「われわれの核抑止力はいかなる対話や協商のテーブルにのせて論じる駆け引きものではなく、特にわれわれが南朝鮮のかいらいと核問題を論じることは絶対にあり得ない」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

無分別で笑止千万な対決の振る舞い 朝鮮中央通信社論評

【平壌10月9日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮当局が「制裁・圧迫と対話並行」を引き続きうんぬんしている。

南朝鮮の執権者は、9月27日、与野4党代表らに会った席上で「米国との共助で北を圧迫するが対話の余地は開いておかなければならない」と力説し、9月30日と10月1日には青瓦台のスポークスマンなどを推し立てて「制裁・圧迫と共に対話も推し進めている」「制裁と圧迫は対話、協商と矛盾しない」と唱えるようにした。

これに先立って、南朝鮮の執権者は「8・15慶祝の辞」なるものでも「北に対する度合い強い制裁と圧迫の目的も北を対話へ誘導するためのものであって、軍事的緊張を高めるためのものではない」と縷々(るる)と説明した。

これは、対話と対決の言語駆使もまともにできない対決病者らの無分別なたわごとにすぎない。

現南朝鮮当局の「対北政策」は「北の核問題解決」を前面に立たせて「対話と圧迫を並行」するというもので事実上、米国の反共和国制裁・圧迫政策をそのまま踏襲した許せない対決政策である。

われわれの水爆実験以後、米国が国連の投票機械を発動して最も野蛮な反共和国「制裁決議」をつくり上げると、かいらいは「支持」だの、「歓迎」だのと鼻持ちならなく振る舞いながら国連の「制裁決議」に伴う「多様な外交的措置」を取り、度合い強い「独自の制裁案」を作成すると言い立てながら騒ぎ立てた。

一方、米国上司に弾道ミサイル弾頭重量制限の解除を哀願し、米帝侵略軍の核戦略爆撃機とステルス戦闘機を引き込んで合同軍事訓練を強行しながらわれわれを脅かしてみようと画策した。

かいらいが「最大の挑戦は北の核」だの、「北の核問題解決」のために「制裁と圧迫などすべての手段を活用」するだのと言い散らし、外部勢力と結託して反共和国圧殺策動にいつよりも狂奔しながらも「対話」をうんぬんするのは実にきわめて図々しい。

北南関係の破局的現実は、表では「対話」を唱え、裏では外部勢力と共に反共和国制裁・圧殺策動に狂奔する現かいらい執権勢力の同族対決騒動の必然的所産である。

核問題は徹底的にわれわれと米国間の問題であり、米国の反共和国敵視政策と核恐喝・威嚇が持続する限り、いつになっても解決されない。

われわれの核抑止力はいかなる対話や協商のテーブルにのせて論じる駆け引きものではなく、特にわれわれが南朝鮮のかいらいと核問題を論じることは絶対にあり得ない。

現かいらい当局者らがわが共和国の絶滅を公然と言い散らすトランプのような狂人の機嫌を取るのに汲々としながら、われわれの核武装解除を狙った対話と接触を追求するのは永遠に実現されない妄想にすぎない。

制裁と対話は、両立しない。---

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