韓国政府は26日から28日まで開かれるG20首脳会合で、対中説得外交に乗り出す予定ということがわかった。

韓国政府当局者は24日、ユ外交通商部長官はG20首脳会合で中国の楊潔チ外交部長との会談を開き、天安艦事件について議論する予定と言う。両長官はこの場で国連安保理に提起された天安艦事件の対応措置について、深く話し合うと思われる。

特に、ユ長官は現在調節段階の文面に対し、北朝鮮の責任を明記しこれを強力に糾弾する内容になるべきだと言う立場を強調し、中国政府の責任のある役割を求めると思われる。

また、同長官は今回のG20 首脳会合をきっかけに、安保理理事国や安保理での影響力のある主要国とも接触し、支持を取り付ける予定と、同当局者は明かした。

李明博大統領はオバマ米大統領、 菅直人総理らと相次いで首脳会談を開き、北朝鮮の核問題、米韓同盟の強化をはじめ、天安艦事件の対応措置と関連した共助法案について集中的に協議すると言う。

同長官はこの日の定例記者会見で、「日米などの同盟国とG20 首脳会議をきっかけに、天安艦事件について協議し協力体制をさらに強化していく予定」と話した。

「李大統領はオバマ米大統領とG20首脳会合とは別枠の首脳会談を設け、天安艦事件と関連した対応を協議する一方で、米韓の同盟と確固たる安保共栄を確認するなどの、米韓戦略同盟の未来発展国zについて議論する」と話した。

ホワイトハウスも米韓首脳会談の日程を発表し、「今回の会談の焦点は、北朝鮮の魚雷攻撃によって天安艦が沈没したことに対する安保と同盟問題に合わせる。今回の会談は、韓国と我々の強い連帯感を公開的に象徴的に証明する」と話した。