北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)のスポークスマンは6日、米韓相互防衛条約が結ばれてから64年に際して、韓国で「侵略と戦争策動に反対、排撃し、ヤンキー侵略軍の撤退を求める各階層の闘争がいっそう高まっている」とする談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、米韓相互防衛条約は「侵略的で反民族的売国戦争文書として、南朝鮮に対する米国の軍事的占領の象徴であり、植民地的支配のくびきである」と主張した。

また、「米国の白昼強盗さながらの支配と隷属、侵略と戦争策動はこんにち、『北の完全破壊』のほらをはばかることなく吹く老いぼれ狂人トランプの好戦的な狂気とともに、より無分別で危険極まりない段階に至っている」と指摘した。

つづけて、「『北の核脅威に対処した同盟強化』を唱えて米国のこのような北侵戦争狂気をさらにあおり立てているのが、南朝鮮の親米売国奴、同族対決狂である」と韓国を非難した。

その上で、「70余年間持続している南朝鮮に対する米国の軍事的占領と支配、親米・事大売国奴の反民族的売国策動が続く限り、南朝鮮の人民がなめる惨憺たる不幸と苦痛は解消されず、全民族は分裂の悲劇の上に核戦争の惨禍を免れられない」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

平和擁護委代弁人 民族挙げての闘争で侵略者と売国奴を一掃しよう

【平壌10月6日発朝鮮中央通信】朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)のスポークスマンは、南朝鮮で侵略的かつ隷属的な南朝鮮・米国「相互防衛条約」のつくり上げ64年を契機に、米国の支配と干渉、侵略と戦争策動に反対、排撃し、ヤンキー侵略軍の撤退を求める各階層の闘争がいっそう高まっていることに関連して6日、談話を発表した。

談話によると、6・15共同宣言実践南側委員会、「21世紀韓国大学生連合」、青年義烈団をはじめとする南朝鮮の各階層の団体と人民は記者会見と集会を開いて、侵略的で隷属的な同盟解体を求める闘争を積極的に繰り広げている。

談話は、これは南朝鮮の人民と全同胞に計り知れない不幸と苦痛を強要し、この地で核戦争の火ぶたを切ろうとする侵略勢力を断固と追い出し、奪われた自主権と尊厳を取り戻そうとする決然とした意志の噴出であるとし、次のように強調した。

南朝鮮・米国「相互防衛条約」は南朝鮮とその周辺に米帝侵略軍武力を無期限配備し、米軍がかいらい軍を徹底的に掌握、統制しながら朝鮮半島の有事の際、連合軍事作戦で対応するということを骨子とする侵略的で反民族的売国戦争文書として、南朝鮮に対する米国の軍事的占領の象徴であり、植民地的支配のくびきである。

米国は、この白昼強盗さながらの「条約」を盾にとって南朝鮮で治外法権的存在に振る舞いながら南朝鮮を核戦争の火薬庫、核前哨基地に転落させ、絶え間ない北侵核戦争演習騒動で朝鮮半島情勢を極度に緊張させてきた。

米国の白昼強盗さながらの支配と隷属、侵略と戦争策動はこんにち、「北の完全破壊」のほらをはばかることなく吹く老いぼれ狂人トランプの好戦的な狂気とともに、より無分別で危険極まりない段階に至っている。

「北の核脅威に対処した同盟強化」を唱えて米国のこのような北侵戦争狂気をさらにあおり立てているのが、南朝鮮の親米売国奴、同族対決狂である。

70余年間持続している南朝鮮に対する米国の軍事的占領と支配、親米・事大売国奴の反民族的売国策動が続く限り、南朝鮮の人民がなめる惨憺(さんたん)たる不幸と苦痛は解消されず、全民族は分裂の悲劇の上に核戦争の惨禍を免れられない。---

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