5月から再開された北朝鮮の新公民証発給過程で、脱北者などの失踪者に対する集中的な捜査が行われていると22日、内部消息筋が伝えてきた。
咸鏡北道の内部消息筋は「新公民証発給過程で全住民らに対し『住民登録了解事業』が行われている。これらの内『失踪』と分類されている人の家族は、国家安全保衛部や人民保安部に連行され、失踪過程に対する捜査を受けている」と話した。
「保衛部と保安部は失踪者調査過程で『偽り、虚偽や調査への非協力などは、6ヶ月以上の労働鍛練刑を受けることになる』と脅している。失踪者に対する説明が明確でない場合、家族に対する暴力、暴言が行われる」と話した。
保衛部は特に失踪者の韓国行に対して集中的に追及している。家族らが『死亡した』と述べた場合には「失踪者の死亡を立証できる証人を最低で2人以上を連れてこい」と威嚇しており、その家族らが証人を立てる事ができない場合には、『越境者家族』の烙印が押され強度が高い捜査を行っている。
同消息筋は「4月に『南朝鮮に逃亡した裏切り者の実態を掌握し、電算統計を完了せよ』という金正日の特別指示があったという奄烽