脱北者家族は病院に行って、脱北した家族が死んだことにしてもらい、死亡診断書をもらう。それを保安署の住民登録課に提出する。すると、その家族は脱北者リスト、行方不明者リストから抹消してもらえるという流れだ。もちろん、病院や司法機関の幹部に渡すワイロが必要となる。中朝国境沿いの都市での相場は中国人民元で1万元(約17万円)だ。

韓国などに住む家族に電話をかけ、カネの無心をする人が急増するにつれ、国境エリアでの違法な国際電話の通話量が増大しているとのことだ。

家族や親戚に脱北者がいるだけで農村に追放するのならば、会寧(フェリョン)、茂山(ムサン)、穏城(オンソン)などの中朝国境沿いの都市はほぼゴーストタウンになってしまうと情報筋は鼻で笑った。

情報筋は当局の方針の目的について言及していないが、当局は脱北者家族がカネを持っていることを知っているので、手っ取り早い外貨稼ぎのためにこのような調査を行っている可能性があるとしている。

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