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李洪九元総理を初めとし韓昇洲元外交部長官、朴?用元国会議長、白善?将軍など外交安保分野の元官僚4人が22日、『核兵器のない世界に対する声明文』を発表し、北の核を受け入れない点とNPT3大分野(核軍縮、核不拡散。平和的な核の利用)の進展を要求した。

声明文で「現在、核兵器のない世界を作ろうという国際社会の様々な提案に対し、積極的な参加を呼びかけるために声明を発表した」と今回の声明文の発表の趣旨を説明した。そして、「北朝鮮の核兵器は朝鮮半島の平和と安定に対する『明白に現存する脅威』であり、核不拡散体制の信頼性を害する重大な事案だ」と指摘した。

「世界の核問題は朝鮮半島で我々が直面している厳しい現実と、核兵器のない朝鮮半島というビジョンとで繋がっている。北朝鮮の核問題は東アジア地域だけではなく、世界的な不拡散レベルで話されるべきだ」と話した。

「IAEAの包括的な安全措置である核の平和利用と特殊な核分裂物質に適用しようとする努力を支持する。これと関連し北朝鮮がいち早く核不拡散条約に復帰し、IAEAの安全措置の協定を誠実に守るべきだ」と促した。

「北朝鮮の核は国際平和と安保、核不拡散に対する重大な挑戦だ。北朝鮮は2005年の9.19共同声明により6カ国協議の義務履行とNPTに復帰すべきだ」と要請した。

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外交通商部はこれに対し「韓国は北朝鮮の核問題の主要当事国であり、核兵器のない世界と朝鮮半島は相互不可分の関係であるという認識に基づき声明文を発表した。2012年の核安保首脳会議の主催国として、元長官らが国際社会の新しい流れに積極的に参加するという意思の表明だ」と説明した。

外交部のキム・ヨンャ燈?ケ官は、「米国は勿論、スウェーデン、ドイツ、日本、オーストラリアでもこの様な動きがあると把握している」と説明した。

声明文を発表した4人は米国のキシンジャー、シュルツ元国務長官、ペリー元国防長官、ナン元上院軍事委員長らが、2007年のワールドストリートジャーナルに共同寄稿したことをきっかけにスウェーデン、ドイツなどの元政府高官がこの様な声明文を通じて核不拡散の防止に寄与したことに着眼し、声明文を発表した。