北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏が今年2月にマレーシアで暗殺された直後、息子のキム・ハンソル氏ら遺族が安全な地域に脱出するのを手助けしたとされる謎の団体「千里馬民防衛(チョンリマミンバンウィ)」。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のアラステア・ゲール記者は、この団体の関係者との接触に成功した。

記事によると、千里馬民防衛の関係者は、ハンソル氏ら遺族が、正男氏が殺害された直後に直接コンタクトを取ってきたと語った。それを受けて、ハンソル氏、金正男氏の第2夫人のリ・ヘギョン氏、娘のキム・ソルヒ氏の脱出作戦に乗り出した。

台北で緊張の30時間

まず、同団体は複数の国に彼らの身辺保護を要請した。米国、中国、オランダは移動、ビザ発給を含めた計画の様々な面に協力した。

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